【仮想通貨とは?】初心者に分かりやすく仮想通貨(バーチャルマネー)を説明

仮想通貨とは?
最終更新日 2016.1.30

最近世間をにぎわせている通貨、それが「仮想通貨」です。「仮想マネー」ともいうし、「暗号貨幣」っていう呼び方も見受けます。クリプトカレンシー(crypto currency)、デジタルマネー、バーチャルマネーとも。

 

実体のないお金ってことで、電子マネーの一種ともいえると思います。

 

ビットコインが代表的な仮想通貨ですが、実はそれ以外にも数多くの仮想通貨が存在しています。

 

アメリカドルや日本円は、1万円紙幣や500円硬貨など「現物」が存在しますが、仮想通貨には現物が存在しません。
それではいざ使う時に不便かと考えてしまいますが、そんなことはありません。

 

インターネットショッピングでお買い物をするとき、1万円や500円が手元になくてもお買い物はできますよね。
仮想通貨は、もっぱらインターネット、オンラインでのやり取りを中心としているので、紙幣や硬貨を発行する必要がない点が、これまでの通貨との最大の違いです。

ブロックチェーンって?

仮想通貨の肝となってくるのが「ブロックチェーン」ですが、プログラミングの難しい定義を抜きにして簡単にいうと
世界にある仮想通貨の取引履歴」です。

 

仮想通貨は現物がないのにもかかわらず、暗号化されており変更や改ざんはできません
それは、仮想通貨を利用している世界中の人が取引履歴を利用しており、お互いに取引履歴を監視しているからです。
改ざんなどの不正な手口ができないようになっている、それがブロックチェーンの最大の特徴です。

 

銀行や政府が監視してない、「人⇔人」のダイレクトな取引でも、このブロックチェーンがあるので、安心してやり取りできるのです。

 

仮想通貨が生まれたいきさつ

 

最も早く誕生した、元祖仮想通貨といえばビットコインですが、ビットコイン誕生の背景には既存の通貨体制への不満がありました。

 

お金のやり取りをするためには、国や金融機関、中央銀行などの「中央の機関」を経由して行なう必要がありました。
一見自由に思えるインターネットショッピングも、日本円など既存の通貨を使っている限りその呪縛からは逃れられません。
その呪縛から解放されてもっと自由な取引をしたい、そんな人々の思いから仮想通貨は生まれたのです。

 

たとえば、政府がお金がないからって、日本銀行が紙幣を山のように増刷できる、そのせいで紙幣の価値が下がったり、いろいろ国や銀行の思惑に左右されないお金。、金に近いものと言えるでしょう。

 

仮想通貨の種類

インターネット上の通貨ともいえる「仮想通貨」ですが、その数は200種類以上にのぼるとされています。
代表的な通貨名を挙げても、ビットコインを筆頭にリップルルーメン、モナコインドジコインカラードコインNxtなど、枚挙に暇がありません。

 

しかも、仮想通貨の一つである「マスターコイン」には、オリジナルの仮想通貨を作ることができる機能があるため、その数はさらに増えていきそうです。

 

仮想通貨のメリット・デメリット

仮想通貨のメリット

 

そんな仮想通貨が急速に広まりを見せているのは、メリットがあるからに他なりません。

 

そのメリットとして、前述したように、中央機関に依存していないことがあります。
銀行などにお金を預けるとハッキングやなりすまし、銀行の取り付け騒ぎのように、突然の資金封鎖のリスクもありますが、仮想通貨は銀行などの中央機関に依存していないのでそのリスクがありません。

 

仮想通貨は特に国際送金で力を発揮し、日時関係なくいつでも送金可能、しかも手数料も通常の国際送金と比べてはるかに格安です。

 

仮想通貨のデメリット

 

一方で、仮想通貨は投機的商品の扱いになるケースも見られます。
仮想通貨は発行量が限られていますので、ほしい人がいれば仮想通貨の価値は高まります。

 

ということは、高くなります。これはメリットですが、その逆もありますので、資産として持っておくには向いていないかもしれません。

 

従来の通貨には国の担保がありますが、仮想通貨には何の担保もないのもデメリットでしょう。
価値が下がろうが取引所に仮想通貨を持ち逃げされようが、誰も補償してくれませんので、自己責任の側面が強いです。

また、悪徳業者やマフィヤなどの送金に使われるなどの、悪徳利用手段に使われるという面も社会的なデメリットと言えるでしょう。

 

 

仮想通貨に対する法整備

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仮想通貨はマネーロンダリング(資金洗浄)の手段やテロリストへの資金援助手段にもなりうるため、各国は法整備を進めています。

 

主要国の中では中国本土がいち早く法整備に乗り出し、中国人民銀行は金融機関によるビットコインの取引を禁止しています。

 

ロシアでも、ビットコイン等の仮想通貨は法律で禁止されています。ユーザーに、実刑で再考禁固4年と約100万ほどの罰金!そのおひざもとでロシアの最大デジタルマネー会社「QUIWI」が「ビットルーブル」というロシア独自の仮想通貨を開発中。このビットルーブルのゆくえはこれからどうなるのかわかりません。

 

日本でも、銀行や証券会社が本業でビットコインを扱うことを禁止しています。
あと、仮想通貨の取引所も、特に届けもなく開設できていましたが、届けは必要になりました。

 

それ以外の主要国では、仮想通貨への課税こそするものの仮想通貨を制限している国はありません。

 

仮想通貨のこれからは?

 

仮想マネーと昔の通貨制度である金本位制はよく似ていて、その量には限りがあります。
そして、仮想通貨は国家とも切り離されていますので、景気調整機能がないのも金本位制と似ています。

 

現在の通貨制度は金本位制ではありませんが、それは金本位制がベストな通貨制度でなかったため。

 

そう思うと、金本位制と似通っている仮想マネーは、有望な通貨には違いありませんが、今のところ、現在の通貨にとって代わるものではないといえるでしょう。

 

おもな仮想マネーである、ビットコインについて、具体的に触れてみましょう~。
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